ウォレットを用意する
XRPL NFTでは、スマホアプリの Xaman または crossmark をウォレットとして使用します。
ETHチェーンでのメタマスクに相当します。
Xamanウォレット
スマホアプリのXamanはほとんどのXRPLユーザーが使用しているウォレットです。 大変使いやすく、便利な機能が備わっており、対応しているマーケットが多いです。 2024年12月より、使用回数や資産の多いユーザーに頻度等に応じて数百円〜数千円が不定期で課金されるようになりました。 個人でNFTを販売する場合およそ300円未満の日本円が請求される可能性があります。
crossmrkウォレット
メタマスクのようにブラウザの拡張機能としてインストールして使用するウォレットです。 NFTのmintに必要な機能は備えています。 xrpcafeでも使用でき、使用は無料です。
このガイドでは最も利用されているXamanウォレットをベースにご紹介していますが、承認などの手続きの流れはcrossmarkも同じです。
※2023年にアプリの名前がXummからXamanに変更されました。 参考画像は一部Xummの時のものを使用しています。
1. Xamanをダウンロード
2. Xamanの初期設定
1. 6ケタのパスコードを設定する

2. 注意事項に同意する
安全のための注意事項が数ページに渡って並びます。 読んでから各ページの「了承しました」にチェックマークを入れましょう。


3.アカウントの作成
1. アカウントを作成
「新しいアカウントを追加する」をタップ

「新しいアカウントを作成する」をタップ

2. 秘密の数字グループをメモする

3. 「確認」画面でメモした数字を入力していく

4. パブリックアドレス1が発行される

4. アカウントの有効化(アクティベート)
アカウントの使用を開始するためには 1XRP の入金が必要です。
1. 「追加のセキュリティ」を選択
標準のセキュリティと、高度なセキュリティのどちらかを選択できます。 NFTの取引を目的としているので、標準のセキュリティを選択した場合で進めます。

2. アカウント名を設定
アカウントに名前を付けます。

名前を付けたら、アカウントの設定は完了です。 「さあ、行きましょう!」から次へ進みます。

3. 1XRP以上を作成したアカウントに送金
アカウントを設定しただけではアカウントは機能していません。 1XRP 以上のXRPを送金してアクティベート(有効化)することで、アカウントを操作することができるようになります。 「アカウントのQRコードを表示」をタップすると表示されるアドレスに、取引所などからXRPを送金します。

4. アクティベート完了
1XRPが着金するとウォレットの準備は完了です。

Footnotes
-
パブリックアドレス…送受信に使うアドレス ↩